タンザナイト | 12月の誕生石

はじめまして!今年の7月から、ビズーで宝石のバイヤーをしているフジキと申します。ビズーのスタッフブログにお越しいただきありがとうございます。

これから皆さまに、宝石やジュエリーのこと、買い付けのこと、ビズーの裏側などお伝えしていけたらと思います。よろしくお願いします!

いよいよ明日から12月ですね。ということで、今日ご紹介するのは、12月の誕生石「タンザナイト」です。

 

みなさまは、タンザナイトという宝石の由来、ご存知ですか?

その由来は、産地である「タンザニア」から来ているんです。「青」でも「紫」でも「群青」でもなく・・、なんとも言い表せない美しいカラーが、タンザニア・キリマンジャロの夕暮れ時の空の色に似ていたことから、その名がつけられたと言われています。

今ではとっても有名なタンザナイトですが、実はわりと新しい宝石なのです。宝石界では「20世紀最大の発見」といわれています。
名付け親は、かの有名なティファニー社。タンザナイトは「ゾイサイト」という鉱物なのですが、それまで青色のゾイサイトは発見されていませんでした。その美しいブルーがタンザニアの夕暮れの空のようだったことから、タンザナイトと呼ばれるように。

見る角度や光源によってさまざまな表情をみせるタンザナイト。私は、タンザニアの夕暮れの空は残念ながら見たことがないのですが・・・、タンザナイトを見るたびに、月明かりに照らされた雪の色を思い出します。12月にぴったりの、神秘的な美しさをもった宝石ですよね。

 

タンザナイト豆知識

■宝石言葉:冷静、知性、高貴、自立心

■主な産地:タンザニア メレラニ鉱山

※近年、宝石が他の地域で採掘されるゾイサイトが「タンザナイト」として出回っていますが、厳密にはタンザニア産のみが「タンザナイト」とされます。

※産出量は減少しているため、希少価値が高くなる宝石のひとつです。

■硬度:6-7

■お手入れ方法/着用時の注意:強い衝撃には弱いため、欠け・キズに注意。運動時の着用はお控えください。また、超音波洗浄器でのクリーニングもお控えください。


タンザナイトを選ぶときのポイント

・(本物の)タンザナイトは、タンザニア政府によって採掘量、価格が管理されているので、市場に出回る価格は安定しています。とくに安価なものは模造品、産地が異なるなどの可能性があるため、鑑定書などで確認することをおすすめします。

・同じブルーの宝石「サファイア」に似ていたことから、以前は青みが強く、均一の色合いのものが価値が高いとされてきましたが、現在では、タンザナイトの最大の特徴である「多色性」のあるルースの方が、価値が高くなっています。くっきりと色が分かれた「バイカラー」「マルチカラー」のルースも人気があります。

・原石には内包が多い宝石のため、一般的には加熱処理が行われています。非加熱のルースは価格がはね上がります。


【おまけ】思わず行きたくなる!タンザニアの見どころ

タンザニアは、ケニア、ザンビア、インド洋に隣接する東アフリカの国。近年、観光客が増加している注目の国だそうです。
有名なのが、サファリとキリマンジャロの登山。なかでも、野生動物にたくさん出会えるセレンゲティ国立公園や、ンゴロンゴロ保全地域は、欧米のセレブもお忍びで訪れるほど魅力的な場所!

さらに、独立峰として世界最高の標高5,895mのキリマンジャロは、圧倒的なスケール。どこまでも広がる地平線、キリマンジャロに沈む夕日、草原を駆ける野生動物たち・・タンザニアはたくさんの魅力がつまった場所です。あー!いつか絶対に行ってみたい!


まとめ

同じく青い宝石として有名なサファイアの影に隠れがちなタンザナイトですが、メレラニ鉱山で採れるルースはサファイアを凌ぐほど高級で稀少。多色性の高い石は1ピースずつ表情がちがって、2つとして同じものがないと言っても過言でもありません。心惹かれる一石に出会ったときは、一期一会の出会いを大切にしてください。

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初投稿ちゃんとできたかな・・
by 新人バイヤー フジキ